KOKULABO

FC0620「私と着物」

2019年06月23日

みなさんこんにちは!

国保ゼミ9期生のまゆべえです!

梅雨の時期は、天気が悪い日が続きますね。みなさん、天気予報のチェックと傘はお忘れなくー!

さて、本日は6月20日に開催されたFC「私と着物」の様子について報告させて頂きます。

今回のアジェンダオーナーさんは、丸子で50年着付けを行う大橋すみ子さんです。大橋さんは、出張着付けを行っていく中で、近年、着付けだけではない様々な問題に目を向けるようになりました。「いつ着る?」「どこにしまう?」「どうやって捨てる?」などの声を多く聞く中、着物が好きで着物の文化と伝統をどうにか守っていきたいと想いを持つ大橋さんは、「余る着物、捨てられている着物を食い止めたい!」そして「みんなが着物を着ている未来をつくりたい!」そんな想いからアジェンダを持ち込んで頂きました。今回は、「未来の着物の在り方を見つけられている状態」をゴールにセッションを行っていきました!

大橋さんのご厚意により、運営メンバーも着物を着させて頂きました!ありがとうございます(^^)

セッション①「着物を着るシチュエーションを考えよう」

今回の参加者は、着物を普段から着こなす人、着る機会はあまりないけど好きな人、全く馴染みがない人…と様々。そんな参加者が混ざり合って、着物を着ていることをイメージしながら「いつ着たい?」「どこに行きたい?」「何したい?」とグループごと意見を出し合いました。

着物は結婚式や成人式、卒業式など晴れ着のイメージがありますが、意外にもイベントやカフェ、ライブ、ビアガーデン、海外…など普段は私服で行くような場所や、やってみたいことがたくさん出てきました!

セッション②「そうだ、着物を着よう。」

みんなが着物を着ている未来のために、どんな場所や機会があったらよいかを考え企画書を作成し、各グループごと発表していきました。

着物ファッションショーやゆかたでバル、撮影会、大学着物DAY、清水港でお出迎え…などワクワクするような企画がたくさん出ました。他にも、簡単な着方発表会やレンタル着物定額制、着物対応!すごいクリーニング屋など着物を着ることへのハードルが下がるような企画も生まれました。

今回のFCでは、「着物に対する敷居が低くなった!」「今年は絶対に浴衣を着たい!」「このイベント企画します!」など参加者それぞれが今後の自分と着物との接点を見つけられていました。実際に実現しそうな企画もいくつか上がり、今後が楽しみですね。

これから夏も始まります!みなさんも、まずは浴衣で花火大会やお祭りへ行くことから始めてみませんか?

今回は、何よりも参加者それぞれが未来をイメージしながら楽しそうにセッションを行っているのがとても印象的でした!多くのご参加ありがとうございました!

今後のKOKULABOの予定は、

7月13日(土)10:00~12:00 FC

7月27日(土)9期生卒論テーマ発表会

10月5日(土)KOKULABO8周年パーティー

の開催が決定しております。

ご参加お待ちしております!!

FC0608「自分と近所の人との関わりを考える」

2019年06月09日

みなさんこんにちは!

国保ゼミ9期生のまりりんです!

東海地方が梅雨入りし、ジメジメとした季節がやってきました。

湿気対策を十分にしたいですね!

さて、本日は68日に開催されたFC「自分と近所の人との関わりを考える」の様子について報告します。

今回のアジェンダオーナーは、「みまもりあいプロジェクト」に携わっているの塩沢さんです。「みまもりあいプロジェクト」とは、誰かの「助けて欲しい!」という緊急事態に対して「地域にいる協力者を募って、皆で助け合える仕組みを作りたい!」という想いから立ち上がりました。このプロジェクトを通して、日本の古き良き助け合いの社会に戻っていけるようにしたいという想いを持って活動をされています。 今回のセッションでは、みなさんで自分と近所の人との関わり合いについて改めて考え、意見を出し合いました。

セッション①『激論!!!ぶっちゃけ近所付き合いってどう?』

自分自身の近所付き合いについて、今と昔の区切りでどのようであるか、どのようであったかを話しました。

昔はあった町内のイベントがなくなったり、挨拶をする以外接点がなかったり…

今と昔を比較することで希薄になりつつある現状が見えてきました。

セッション②『あったらいいな、こんな街。』 セッション①では、希薄になりつつある近所付き合いを再認識しました。 セッション②では、各グループに分かれて『理想の近所付き合い』について話し合いました!相談ができる関係性やいつもオープンな公共スペースなどの理想とする街のイメージが上がりました!

今回のFCでは、今と昔の近所付き合いについて振り返ってもらい、近所の方々との付き合いについて再認識する場になったと思います。めんどくささや忙しさから希薄になりつつある近所付き合いですが、今回のセッションを通じて関わることの価値を改めて知ることができました。

これからのKOKULABOの予定は、

713 () 1000- FC

727() 9期生卒論テーマ発表会

105() KOKULABOFC8周年パーティー

の開催が決定しています。

ぜひぜひご参加お待ちしております!!

FC0523「子どもの夢!きっかけづくり大作戦!」

2019年05月26日

みなさんこんにちは!

国保ゼミ9期生のもりりんです!

最近ぐっと暑くなり、昼はもう夏!という感じですね。
とうとう扇風機を出してしまいました!
夜はまだ冷えるので、気温差で風邪をひきやすい時期かと思います。体調にはお気を付けください。

さて、本日は5月23日(木)に開催されたFC「子どもの夢!きっかけづくり大作戦!」の様子について報告させていただきます。

今回のアジェンダオーナーは、静岡トヨペットの杉山さんと藤田さんです。お二人は、「静岡を元気にしたい!子どもたちの未来を輝かせる経験をさせたい!」という想いをもって数々のイベントを企画運営しています。そこで子どもの夢のきっかけとなるような体験は実際どのようなものなのか、実体験を交えながら意見を出し合いました。

セッション①『わたしの子ども時代、こんな経験よかった!こんな経験したかった!』
『こんな経験よかった!』では「川遊び」「秘密基地づくり」「公園の靴飛ばし」など懐かしいワードが沢山あがりました。子どもならではのドキドキ体験や、もう今はできないかも?なんて体験もあり、自身の子どもの頃の経験を思い出しながら、楽しく話し合いが行われました!
『こんな経験したかった!』では「留学」「習い事」などやっておけばよかった!という意見が上がる一方で、「制服デート」「不良になる」をしてみたかったな、など意外な思いも聞くことが出来ました。こちらもそれぞれ色んな考えがあり、意見が飛び交いました。

セッション②『キッズイベントを企画しよう!』
ということで、セッション①を参考に各グループに分かれてイベントの企画を行いました!イベントを通して、「何を得てほしいか、どんな子になってほしいか」というその先まで考えて話し合いをしました。

・「習い事試食会」様々なジャンルの習い事を体験し、自分で選べる子になってほしい
・「奇跡の一枚を撮ろう!」沢山の失敗を経て、できた!の瞬間を経験してもらうことで、挑戦する心の強い子になってほしい

などグループごとに2~4つイベントを企画してもらいました。どれも異なるイベントでそれぞれの個性が出て面白い発表となりました!

今回のFCでは、皆さん子ども心を思い出し、ドキドキワクワク溢れるセッションになったのではないかと思います。 実際に身近にお子さんがいらっしゃる人はもちろん、そうでない方も挑戦する機会が大切という気付きを得て、今後どんなことに挑戦していきたいか考える機会になりました。

これからのFCの予定は、

6月8日(土)  10:00- FC
6月20日(木) 19:00- FC
7月13日(土) 10:00- FC

の開催が決定しています。
ご参加お待ちしております!!

FC0511 「森林・里山と人との関わりしろを考えよう」

2019年05月12日

みなさんこんにちは!

国保ゼミ9期生のゆずっきーこと鈴木優花です!

GWが明け、すっかり暖かくなりましたね。みなさんいかがお過ごしでしょうか?

 

さて、511日に行われた、新年度かつ令和初めてのフューチャーセンター「森林・里山と人との関わりしろを考えよう」について報告させて頂きます。

今回は、森林活動を行っているNPO法人時ノ寿の森クラブの職員であるアジェンダオーナーさんから、私たちと森林・里山の結びつきや森林の現状のお話を伺いし、森林・里山の未来、関わりしろについて意見を出し合いました。 

セッション①では、『森林・里山の未来はどうなっているのか?』10年後、30年後、100年後と区切り予想をしてもらいました。森林・里山の様子、森林・里山を通して人・動物・食などグループごとそれぞれの切り口があり、多様な意見が出ました。100年後の未来では、AIや地球環境を絡めた意見が数多く見られました。

 

 

 セッション②では、『どんな森林・里山と関わりたいか』セッション①を元に、「こんな森林・里山だったら行きたい!住みたい!」といったわくわくするような意見が数多く出ました。また、「離れていても関わることも出来る!」といった意見も見られました。どのグループも森林・里山との関わりに対して前向きな意見見られ、グループの個性溢れるものも数多く出ました。

 

森林・里山とすでに関わっていらっしゃる方は、「また新たな関わりを持ちたい!」関わったことがない方は、「森林・里山の情報を得ることから始めていきたい!」とおっしゃっていただきました。森林・里山の未来について考えたことで自分と森林・里山これからの関わりしろを考えることが出来ました。

 

新体制になって初めてのフューチャーセンター、みなさまのおかげで無事終えることが出来ました。これからもより多くの方にご参加いただき、楽しんでいただきたいと考えておりますので、今後ともKOKULABOをよろしくお願い致します。

 

これからのFCの予定は、

5() 1900- FC

68()  1000- FC

620() 1900- FC

の開催が決定しています。

ぜひぜひご参加お待ちしております!!

「9期生個人プロジェクト成果発表会」を開催しました!

2019年02月06日

2019年02月02日

 

皆さん、こんにちは!国保ゼミ8期生のベジです。

インフルエンザが流行していますね、体調管理には気を付けてお過ごしください(^-^)

北陸で春一番が吹きました!春が待ち遠しいですね!!

 

さて本日は、本日2月2日に開催された「国保ゼミ9期生個人プロジェクト成果発表会」の様子について報告させていただきます!

9期生は、前期ではチームプロジェクトとしてチームを組みそれぞれがまちづくりプランコンテストに出場したり、地域活性化を目指して現地の方と協力してプロジェクトを進めたりとチーム路プロジェクトとして頑張ってきました。後期では問題意識を個人が各々持ち、抱える課題を個人プロジェクトとして立ち上げ、数か月活動してきました。その活動の努力の成果を9期生が発表しました。

 

それではさっそく当日の内容について、発表順にご紹介していきます。

■サンド(鈴木綾花)

プロジェクトテーマ「自分と向き合うPM(プロジェクトマネジメント)」

自分自身と真摯に向き合い自分に何が必要なのか見つめなおすプロジェクトとなりました。

アカペラサークルに所属している強みとサンド自信が企画しているイベントの強みを活かしてどのようにPMを進めていけばよいのか、サンド自信が体験しながら学ぶことができました!

プロジェクトを立ち上げ、実行する過程で何が必要なのかを体験的に学ぶ機会になりました!

 

■ゆずっきー(鈴木優花)

プロジェクトテーマ「自分マーケティング~グラフィックレコーディングを通して~」

グラフィックレコーディングを通しての自分探しをしたゆずっきー。

CAN・WILL・MUSTを考え、具体的に何ができるのかを模索し自身でできることとしてグラレコに挑戦してみました!挑戦した結果、聞く・聴く・訊くの三つの「きく」力が重要であると気づき自分にとって何が足りないのかを実感するプロジェクトとなりました!

■まりりん(諸星桃夏)

プロジェクトテーマ「まりりんの一人旅」

まりりんは自分自身と向き合うためルーレットで決めた行先に一人旅をするという行動力溢れたプロジェクトを行いました。行先は香川・愛媛・石川と遠い箇所を巡り、やりたいことだけどできなかったことを行いました。できないことから逃げずにやり遂げることの考え方を学ぶ旅となりました。

 

■アスカ(小池祥太)

プロジェクトテーマ「ライトアップ草薙~草薙を明るい街にするために~」

草薙を明るい街にしたいという思いからこのようなプロジェクトになりました。アスカ自身が街を散策し草薙周辺における安全度を可視化したマップを作製しました。マップ作成にあたり地域の方々にヒアリングを行ったり学生にアンケート調査を行ったりと活動内容が盛りだくさんなプロジェクトとなりました。作成したマップが今後有用なものになるといいですね!

■まゆべぇ(水野真由)

プロジェクトテーマ「KOKULABO Future Center のブランディングを目指して」

私たちKOKULABOが運営しているKOKULABO Future Center(以下FC)について焦点をあてたプロジェクトになりました。まゆべぇ自身、FCに力を注いでおり、今後、よりFCを有意義なものにするためにさまざまな角度から取り組み有益な考察を得ることができました!FCとは、また、KOKULABOが運営している強みと何なのかを改めて認識することができる発表でした!

■ちょど(石井春奈)

プロジェクテーマ「大学生の飲食店における行動範囲と探索意欲の関係性」

ちょど自身が飲食店に行く際に、友人の「こんなお店知らなかった」から始まったこのプロジェクト。なぜ知らなかったのかについて疑問を抱き交通手段が関係しているのではないかという仮説の元、車の有無等についてのアンケートを実施し、大学生の実態について調査しました。提言として交通手段を充実させることで大学生の行動範囲が拡大するのではないかというちょどの答えを出しました!

■もりりん(森あおい)

プロジェクトテーマ「SNS上でのコミュニケーションの在り方」

LINEスタンプが大好きなもりりんらしいプロジェクトになりました。

プロジェクトではLINEスタンプをチームで作成しもりりん自身のリーダーシップ力を養うというものでした。売れるスタンプを作成するために苦手なリーダーの役割を担い、苦手意識を克服できる機会となりました。今回のプロジェクトで得られたチームを率いて何かに取り組む経験を活かして今後の活動に活かせるといいですね!

■みーちゃん(村松美里)

プロジェクトテーマ「間違いや失敗を恐れずにいられるには」

みーちゃんのプロジェクトは自分の苦手分と向き合うプロジェクトです。

みーちゃんは失敗や間違いに対して恐怖を感じてしまうことが多々あり克服したいという思いからこのようなプロジェクトを立ち上げました。今までの経験と自身の考えとを見つめなおし、みーちゃんならではの答えを出すことができました。今後の活躍に期待ですね!!

画像に含まれている可能性があるもの:1人、スマイル

 

後期から取り組み始めた個人プロジェクトの集大成となる良い発表会となりました。9期生の発表にあたりこれまで協力してくださった方に深く感謝致します。今回の発表で得られた結果、経験を次の機会に活かせられるように精進して参ります。

今後ともKOKULABOをよろしくお願いいたします。

KOKULABO Futere Center 0202 vol.200 200回記念!!「ありがとう200回フューチャーセンター ~過去とボクらと、ドキドキ未来~」

2019年02月04日

みなさん、こんにちは!

 

国保ゼミ8期生のともちんです!

 

まだまだ寒い日が続いており、インフルエンザも流行っています。みなさんもお体にお気をつけください!!!

 

本日は、22日(土)に開催された、200回記念FC「ありがとう200回フューチャーセンター ~過去とボクらと、ドキドキ未来~」の様子について報告させていただきます。

 

今回は記念すべき200回目のFCでした。そして今年度最後のFCであり、8期生ラスト運営のFCでした!!ということで、今回は、「これからのFCにわくわくしている状態」をゴールに設定し、FCについてセッションを行いました。

 

今回は、事前に決まったアジェンダはありません!!参加してくださった方々から、その場でFCについて話したいテーマを出していただきました。

 

「どうしてFCに参加し続けるのか」「2000回目のアジェンダを考えよう」「FCの変化したこと、変わらないこと」「FCの分かりやすい説明とは」など10以上のアジェンダが集まりました!!!そして、興味のあるアジェンダにわかれ、自由にセッションしました。その中の「FCの分かりやすい説明とは」のアジェンダの様子を紹介したいと思います。

 

今までは、運営していくうえでもFCを「多様な参加者の未来志向な対話の場」と説明してきました。しかし、FCを全く知らない人が来たくなるような説明になっているのか、どのようにFCを紹介したら来たくなるのか話し合いました。

セッションの中で、「多様な参加者」「未来志向」「対話」というワードがイメージしづらいといこうとになりました。そこで、多様な参加者を「応援したい人と応援されたい人の架け橋」・未来志向を「前向き、ポジティブ」・対話を「語り合い」に言い換え、『FCとは、応援したい人と応援されたい人との懸け橋の場であり、あるテーマについて語り合うことで、会が終わるころには前向きになれる場』という新しいFCの説明が生まれました。

言葉の言い換えで、より身近に感じることができました。みなさまもFCを知らない人にぜひこの説明を使ってみてください!!!

 

ブログでは、1つのアジェンダを紹介しましたが、他にもさまざまなアジェンダで活発なセッションが行われました!

 

そして、FC最後には8期生ラストのFCということで、8期生から感謝の気持ちを伝えたいということでプチ卒業式を行いました。今年度は33回のFCを開催し、記念すべき200回を迎えることができました。ゼミ生だけでは、運営していくことはできず、FCに参加してくださったり、貴重なご意見を下さるみなさまの協力や、今までのFCを運営してきた卒業された先輩方がいなければここまでFCを開催することができませんでした。感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 

来年度もKOKULABO FUTURE CENTERをよろしくお願い致します!

KOKULABO Future Center 0119 vol.198 新春スペシャル!「森と農と人と、が触れ合うきっかけを生む、農家民宿をつくりたい!」

2019年01月24日

みなさん、こんにちは!

国保ゼミ8期生のちあちゃんです!

 

遅くなってしまいましたが、新年あけましておめでとうございます!

2018年も大変お世話になりました。2019年は8期生が卒業し、新たに10期生が国保ゼミに加わります。

卒業を目前に迎えつつ、3月までイベント盛りだくさんです!

今の代もラストスパートを駆け抜けていきますので、どうぞよろしくお願い致します!

 

本日は、1月19日(土)に開催された、新春スペシャルFC「森と農と人と、が触れ合うきっかけを生む、農家民宿をつくりたい!」の様子について報告させていただきます。

今回の新春スペシャルFCは、昨年11月に行われたKOKULABO Future Center 7周年記念パーティーの大ブレスト大会「KOKULABO Future Centerでやりたいこと」のセッションにて、見事総選挙で1位に選ばれた「いつもとは違う場所で、焚き火をしながらFCをやりたい!」という想いを形にしました!

いつものゼミ室を飛び出し、アジェンダオーナーさんが開業予定の古民家をお借りして、出張FCという形でフューチャーセンターを行わさせていただきました。開催に当たりましては、現地まで送迎のお手伝いをしてくださった参加者のみなさん、お弁当を用意してくださった地元お弁当屋さんなど、多くのご協力を賜りました。本当にありがとうございました!

そして今回のアジェンダオーナーは、NPO法人時ノ寿の森クラブの職員でいらっしゃる松浦直矢さんです。イチゴ・茶生産農家で生まれ、幼いころから自然が身近であり、森林や里山などに対する問題意識を感じていたという松浦さん。学生時代に携わっていた福祉農園で、老若男女、国籍、障害のあるなしに関わらず、人々が集い、互いのできることで協力し合うことに感銘を受けました。みんなのやりたいこと・できることが重なったプラットフォームとなる農家民宿をつくりたい!という思いの元、今回アジェンダを持ち込んでいただきました。実際に2019年4月から、地元古民家で森や農のある暮らしをベースとした農家民宿の開業を予定しています!

さて、それではセッションの話に入っていきます!「誰もが暮らしたいくらい好きと思える農家民宿をイメージすること」をゴールに、セッションを行っていきました。

まず、最初のセッションでは、参加者が農家民宿の屋内、屋外の畑、田んぼ、竹林など自分の興味ある場所ごとに分かれて、「この民宿でやりたいこと / できそうなこと」をブレストしていきました。「竹林でハンモックをしたい!」「開放的な田んぼの中心で愛を叫びたい!」「民宿の2階から星空を眺めたい!」など、実際にその場を自分の目で見て感じたからこそのアイディアが、たくさん出てきました。「目指せ!アイディア600個!」を目標にブレストしましたが、本当に600個出たのではないかと思うほど豊富なアイディアが出てきました!

そのあとは、ブレストを振り返りながら、自分がこの農家民宿を通して「やりたい」と思うアイディアや想いを紙に記入し、その興味関心が似ているもの同士で、次のセッションのグループを分けていきました。

 

続いては古民家から場所を変え、時ノ寿の森クラブさんのゲストハウスをお借りして、2つ目のセッションを行いました!暖炉があったり、屋根裏部屋があったり、木のぬくもりを感じる温かみのあるゲストハウスにみんなもうきうき!

「誰もが暮らしたいくらい好きになっちゃう農家民宿企画を考えよう!」ということで、グループごと話し合い、企画を詰めていきました。「疲れたサラリーマンに癒されてもらいたいバンブーセラピー」「農業以外でマニアックなことをやりたい人たちを集めて屋根裏サークル活動」「いつまでも未完成民宿~掛川のサクラミ(倉真)ファミリア~」などなど、発表を聞いている人たちもわくわくするような個性的なアイディアが集まりました!

やりたいと思っていた夢を後押ししてもらい、これから様々な形で携わってくれる人が増えたら嬉しいと、最後にお話をしてくださった松浦さん。参加してくださったみなさんにも、環境に対する問題意識や、掛川から生まれる新たな農家民宿を応援したいという想いが芽生えたのではないかと思います。今後の活動もFacebookを通して発信していくとのことなので、目が離せませんね!自分のできる形で、これからもみなさんの応援が繋がっていけば幸いです。

フューチャーセンターの本編はこれにて終了!でしたが、続いて懇親会も開催されましたよ~!ゲストハウスの庭で、焚き火をしながら映画の野外上映会をし、バーベキュー!という自然の魅力を最大限に生かした、とっても素敵な空間が生まれました…。フューチャーセンターとは違い、お互いのプライベートの話をするのも仲が深まり、良い機会になりました。

これから松浦さんたちがつくっていく農家民宿。どんな人が集い、どんな出会いが生まれていくのか、人とつながるどんなプラットフォームになっていくのかとっても楽しみです。今回のフューチャーセンターでは、初めて来てくださった学生、社会人の方にも多く参加していただきました。ありがとうございました!

 

今後のKOKULABOの活動予定は、

1月28日(月) KOKULABO FC vol.199 「草薙マルシェ」

2月2日(土) KOKULABO FC vol.200 / 9期生個人プロジェクト成果発表会

となっております。

こちらもぜひ、お越しください!

FC 1222「みんなが楽しめる球技大会をつくろう!」

2018年12月25日

みなさんこんにちは!

国保ゼミ9期生のまゆべえこと水野真由です。

 

今日はクリスマスですね!みなさん、楽しんでお過ごしですか~(^^)

ゼミ室のクリスマスツリーもそろそろ見納めです。KOKULABOのInstagramではゼミ室のクリスマスツリーを投稿しました!これからInstagramでもどんどんKOKULABOをご紹介していきたいと思っております!ぜひ『kokulabo』で検索してフォローしていただけると嬉しいです!

 

さて、今日は12月22日(土)に開催されたFC「みんなが楽しめる球技大会をつくろう!」の様子について報告させていただきます。

今回のアジェンダオーナーさんは静岡市立高校の高校生2人です!「アジェンダオーナーに挑戦してみたい!」という想いからアジェンダオーナーに挑戦してくれました。陸上部に所属している2人は、普段陸上部で運動をしていると、周りから辛そうだねと言われてしまうことがあるそうです。自分たち自身も陸上は好きだけど球技には苦手意識があります。もっとみんなが楽しんで運動できるにはどうしたらいいのだろうか、という想いを背景に、みんなが参加する学校行事のひとつである球技大会を、みんなが楽しめる球技大会にするため、球技大会のアレンジ案を企画書として提出したい!そんな想いからこのアジェンダを持ち込んでくれました。「球技大会に参加したい!」という気持ちになれることをゴールに、みんなが楽しめる球技大会の企画書作成に向け、セッションを行っていきました。

まず、最初のセッションでは、ワールドカフェ形式で2回のターンを行いました。ワールドカフェという手法をとることで、様々な人と対話することができ、より多くの人の考えや想いを知ることができます。今回は、「球技」をテーマに「球技のこんなところがイイ」「球技のモヤモヤ大爆発」「フリートーク」の3つに分かれて、ワールドカフェを行いました。対話の中では、球技に対するイメージや思っていること、こんなところが共感できる!など驚くほど多くの意見が出ました。楽しそうにセッションが行われていたのも印象的でした。

次のセッションでは、先ほどワールドカフェで共有した球技への率直な想いと、静岡市立高校の球技大会の現状を踏まえながら、実際にみんなが楽しめる球技大会のアレンジ案の企画書を作成し発表していきました。球技がどのくらい好きなのか、参加者の球技の好き度を分散させて、グループ分けをしました!企画書は、誰もが楽しめるポイントは何なのかを重要とすることとし、作成していきました!

球技大会は、その種目の勝敗やスキルが高い人の強さなどに目を向けられがちですが、誰もが楽しめることをポイントに考えることで、面白い種目やルール、球技大会のそもそもの形式が生まれました。こんな球技大会だったらみんな楽しめる!参加したくなる!そう想いながら企画していったことで、どこのグループも従来の球技大会の型にはまらない、ユニークな企画書になりました!

気づきの共有では、「苦手な球技大会もこれなら楽しめそう」や「得意な人だけが楽しむのではなく、得意な人も苦手な人も楽しく球技大会できるじゃん」や「自分が得意なところでがんばることができる、そういう仕組み作りが大切」など様々な視点からたくさんの気づきを共有することができました。できないことをできるようにする課題はきっと誰もが抱えていると思います。だったら自分のできることで楽しめる、できることで評価してもらえる、球技大会に限らず、社会でもそんな環境を築いていくことが大切なんだと感じました。

静岡市立高校の今後の球技大会がどのようなものに改善されていくのか楽しみです!今回は社会人の方のみならず多くのの高校生の方にもご参加いただきました。ありがとうございました!

 

今回のFCで2018年のFCは最後となりました!来年からも、引き続きFCを開催しておりますので、これからもKOKULABO FCをよろしくお願い致します!

 

今後のKOKULABOの活動予定は、

1月19日(土) 新春スペシャルFC「森と農と人と、が触れ合うきっかけを生む農家民宿を作りたい!」11:00~17:00 ※12/26 12:00~参加募集開始、人数制限あり

1月28日(月) FC

2月2日(土) FC・9期生個人プロジェクト成果発表会

となっております。

こちらもぜひ、お越しください!!

 

それではみなさん、2019年もKOKULABOをよろしくお願いします!よいお年を~!!

8期生卒論発表会を開催しました!

2018年12月13日

みなさん、こんにちは!

国保ゼミ9期生、まゆべえこと水野真由です!

 

12月半ばに入り、2018年も終わりに近づいてきましたね〜!

私たち国保ゼミでは、現在、8期生は卒論執筆のラストスパートに、9期生は個人プロジェクトに取り組んでいる真っ最中です!!

 

本日は12月8日(土)に開催された、国保ゼミ8期生による卒論発表会の様子について報告させて頂きます。

 

国保ゼミでは、

*卒論テーマ発表会からの活動のプロセスや結果、感謝の気持ちをお世話になった方々に伝える

*社会人や学生など参加者の方々から、様々な角度の意見を頂き、よりよい卒業論文の作成に繋げる

ことを目標に毎年、卒業論文発表会を開催させていただいております。

 

今回も、多くの方にお越しいただきました!ありがとうございました(^^)

それでは早速、当日の内容についてです!

発表の後、会場からの質疑応答という形で進みました!

当日発表した順にご紹介させて頂きます!!

 

◆ちあちゃんさん / 松永夏実さん

トップバッターはちあちゃんさん!テーマは「チームの心理的安全性を高めるリーダーシップ行動について」です。ちあちゃんさん自身のチアダンスでの経験から、結果を出せるチームの雰囲気とはどんなものなのか興味を持ちました。リーダーが何をするか以上に、そのリーダーの行動に対しメンバーがどう感じているかが大切なのではと考え、研究では心理的安全性が高く、良い成果を出すチームを作るために、メンバーに認知されるリーダーが取るべき最も有意性の高い行動を明らかにすることを目的としています。チアリーディングというチーム活動を行うちあちゃんさんらしい研究でした!

 

◆ぼーんさん / 望月花帆さん

テーマは「部下の組織への利他的行動が上司の信頼に与える影響について」です。この研究は、ぼーんさん自身が委員会の後輩から仕事について相談できる人が少ないという話を受け、「信頼関係を築くことが大切なのではないか、ではどのように信頼関係を築いたらいいのだろう」という疑問から始まり、部下の組織への利他的行動は上司からの信頼に正の影響を与えるのではないか、という仮説を立て研究してきました。そこから、部下の自発的で快いと上司に感知されるご互恵的利他的行動は上司から部下に対する認知的信頼に正の影響を与えること、上司から部下に対する感情的信頼は部下との日常的なコミュニケーションによって影響されるということがわかりました。快く行動を起こすことが、良い信頼関係を築くのに繋がってきそうですね!

 

◆しばにゃんさん / 柴崎一樹さん

テーマは「SNSにおける企業のプロモーション行動が共有行動に及ぼす影響について」です。SNSを通じて、多くの人から注目を集め、話題になりやすくするための、発信者側からの施策やロジックはあるのか、SNSの話題性を誘発する方法について研究してきました。
そこから、話題性を生んだときは、意外性やギャップといった共通点があり、情報の受け手であるフォロワーが第三者に発信し広がるというロジックが明らかになりました。通常とは異なる投稿を見たときは思わず共有したくなっちゃいますよね!

 

◆ベジ→さん / 山田拓歩さん

テーマは「被服が与える対人行動に関する印象について」です。ベジさんは、自身の就職活動において先輩から外見に関していくつかのアドバイスを頂いた経験から、”外見でいい印象を与えれば今後の展開に有利になるのではないか、被服なら誰でも変えられる”という思いからこの研究に取り組みました。被服が与える印象が、第一印象の影響が大きいシチュエーションにおいて望ましい結果をもたらすのか明らかにすることを目的に研究を行ってきました。研究結果からスーツ姿は人間性が高く、無意識の偏見が存在していることもあり、しっかりした印象があることがわかりました。就職活動でスーツを着るのはよい印象を与えることにプラスになっているのですね!

 

◆ともちん02さん / 建入智望さん

テーマは「リーダーの内発的動機づけに影響する先輩からの支援について 」です。ともちんさん自身のいくつかのリーダー経験から、モチベーションが低い時に自分自身でモチベーションを維持、向上することが難しいと感じました。そこから、リーダーのモチベーションへの支援はないのかと疑問に思いこの研究に取り組みました。中でも内発的動機づけに焦点をあて、自己決定感を高めるフィードバックは有効なのではないかと考えました。そこから先輩からの自己決定感を低めない、かつプロジェクトを進展させるようなフィードバックはリーダーの内発的動機づけを高めることがわかりました。意見を押し付けるのではなく、選択肢の1つとして具体的な提案をすることが大切です!

 

◆ゆっきーさん / 澤田祐希さん

テーマは「実践共同体が大学生のキャリア発達に及ぼす影響について」です。ゆっきーさん自身がサークルの代表をしたことで、自分を振り返る機会を得たという経験や、実践的な活動を行っている周りの友人が将来の目標が明確だと感じたことや社会的背景から始まりました。実践共同体で得られる実践的経験が大学生のキャリア発達を促すという仮説を立て、研究をしてきました。そこから、実践的な活動がライフテーマの明確化の助けとなり、大学生のキャリア発達に繋がっているということが分かりました。

 

◆るっきーさん / 大石遥輝さん

テーマは「高校生の地域愛着についての再検討」です。るっきーさんは今までの経験から地域や地域愛着に興味を持ち活動してきました。こうした経験と先行研究から地域愛着が進路や地域との関わり方に影響を与えているのではないかと考えました。今まであまり研究されてこなかった高校生に着目して研究されたそうです。近年では地域の担い手不足や地域と学校の連携など学生が注目されており、調査から地域で祭りやイベントを行うことで地域愛着が増幅することがわかりました。

 

◆おののん。さん / 小野航汰さん

テーマは『市民の地域での主体性をいかに高めるか』です。1年生の頃からまちづくりに関する経験を行なっていく中で、肌感や社会背景からまちづくり活動における次世代を担う人材がいないことに問題意識を持ちました。そこから地域愛着と主体性を持った次世代がどう生まれるのか仮説を立て、研究を進めてきました。
個人の成し遂げたいことが満たされそうな活動により個人のまちづくりは始まっていくこと、また、主体性を持った人でなければ主体性のある活動家にならないことがわかりました。
担い手不足は様々なフィールドでも課題ですよね… この課題に対して他人事ではなく「自分事」にして、自分の地域を大切に想う気持ちを持っていきたいですね。

 

みなさまから、貴重なご意見やご感想を多数頂き、これからの執筆活動に繋げるとともに、今まで積み重ねてきたことへの自信にも繋がったことと思います!

 

たくさんのご参加ありがとうございました(^^)

 

 

次は2月2日(土)に私たち9期生の「個人プロジェクト成果発表会」があります。

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是非こちらにもお越しください(*^^*)

今後とも国保ゼミの活動をよろしくお願いします!!

 

FC1201「これからの公共交通のあり方は?」

2018年12月01日

皆さん、こんにちは!

国保ゼミ8期生のるっきーです。

 

今回の121日に開催された第9回静岡市Future Centerについての報告をさせていただきます。なんで、KOKULABO Future Centerじゃなくて静岡市Future Centerなんだ?と思った方もいらっしゃるかと思います。

今回は入試で静岡県立大学が使用できなかったので、静岡市主催のFuture Centerを共催という形で運営・開催をさせていただきました。

 

今回は「これからの公共交通のあり方は?」をテーマに人口減少や少子高齢化した社会において公共交通はどうなるのか?どうあるべきか?また、人の流れをつくる“公共交通“という視点で、まちづくりを考えてみました。さらに明確なオーナーはいませんが、公共交通という市の課題に対して考えを共にするその場に参加している人全員がアジェンダオーナーになりえるのが今回のFuture Centerです。

 

最初に、3人組をつくり公共交通に対して、自分が感じること・思うことを語っていただきました。ここでは、大学生から社会人の方までお互いに異なる視点もあれば、「あ~確かに!」と共感する声も聞こえてきました。一通り発散した後は、今日自分が深めていきたいこと(疑問やテーマ、みんなで話してみたいこと)を書いてもらい、お互いのテーマを見ながら面白そう!や考えてみたい、一緒だ!という人と56人のグループを作ってもらいました。今回は2テーマ×2グループで計4テーマを扱いました。

 

集まったグループで、いよいよテーマについて深めていくのですが、電車やバスなど公共交通の機能的な面から、新しい価値や仕組みまで想像以上に意見が出ました。これからの時代は上述した通り、少子高齢化や地域の過疎化などの影響で公共交通により負担と期待がかかると考えられますよね。そうした中で、今回のように市民が自ら氏の課題を考えていくことはとても大切なことだと思います。

また、立場や世代の違う人達が共通の場で課題について対話をすることで、これからの未来を作っていく一員になっていけるのではないかと感じました。

参加してくださった方々、共催をさせてくださった方々もありがとうございました。