8期生卒論発表会を開催しました!
2018年12月13日
みなさん、こんにちは!
国保ゼミ9期生、まゆべえこと水野真由です!
12月半ばに入り、2018年も終わりに近づいてきましたね〜!
私たち国保ゼミでは、現在、8期生は卒論執筆のラストスパートに、9期生は個人プロジェクトに取り組んでいる真っ最中です!!
本日は12月8日(土)に開催された、国保ゼミ8期生による卒論発表会の様子について報告させて頂きます。
国保ゼミでは、
*卒論テーマ発表会からの活動のプロセスや結果、感謝の気持ちをお世話になった方々に伝える
*社会人や学生など参加者の方々から、様々な角度の意見を頂き、よりよい卒業論文の作成に繋げる
ことを目標に毎年、卒業論文発表会を開催させていただいております。
今回も、多くの方にお越しいただきました!ありがとうございました(^^)
それでは早速、当日の内容についてです!
発表の後、会場からの質疑応答という形で進みました!
当日発表した順にご紹介させて頂きます!!
◆ちあちゃんさん / 松永夏実さん
トップバッターはちあちゃんさん!テーマは「チームの心理的安全性を高めるリーダーシップ行動について」です。ちあちゃんさん自身のチアダンスでの経験から、結果を出せるチームの雰囲気とはどんなものなのか興味を持ちました。リーダーが何をするか以上に、そのリーダーの行動に対しメンバーがどう感じているかが大切なのではと考え、研究では心理的安全性が高く、良い成果を出すチームを作るために、メンバーに認知されるリーダーが取るべき最も有意性の高い行動を明らかにすることを目的としています。チアリーディングというチーム活動を行うちあちゃんさんらしい研究でした!
◆ぼーんさん / 望月花帆さん
テーマは「部下の組織への利他的行動が上司の信頼に与える影響について」です。この研究は、ぼーんさん自身が委員会の後輩から仕事について相談できる人が少ないという話を受け、「信頼関係を築くことが大切なのではないか、ではどのように信頼関係を築いたらいいのだろう」という疑問から始まり、部下の組織への利他的行動は上司からの信頼に正の影響を与えるのではないか、という仮説を立て研究してきました。そこから、部下の自発的で快いと上司に感知されるご互恵的利他的行動は上司から部下に対する認知的信頼に正の影響を与えること、上司から部下に対する感情的信頼は部下との日常的なコミュニケーションによって影響されるということがわかりました。快く行動を起こすことが、良い信頼関係を築くのに繋がってきそうですね!
◆しばにゃんさん / 柴崎一樹さん
テーマは「SNSにおける企業のプロモーション行動が共有行動に及ぼす影響について」です。SNSを通じて、多くの人から注目を集め、話題になりやすくするための、発信者側からの施策やロジックはあるのか、SNSの話題性を誘発する方法について研究してきました。
そこから、話題性を生んだときは、意外性やギャップといった共通点があり、情報の受け手であるフォロワーが第三者に発信し広がるというロジックが明らかになりました。通常とは異なる投稿を見たときは思わず共有したくなっちゃいますよね!
◆ベジ→さん / 山田拓歩さん
テーマは「被服が与える対人行動に関する印象について」です。ベジさんは、自身の就職活動において先輩から外見に関していくつかのアドバイスを頂いた経験から、”外見でいい印象を与えれば今後の展開に有利になるのではないか、被服なら誰でも変えられる”という思いからこの研究に取り組みました。被服が与える印象が、第一印象の影響が大きいシチュエーションにおいて望ましい結果をもたらすのか明らかにすることを目的に研究を行ってきました。研究結果からスーツ姿は人間性が高く、無意識の偏見が存在していることもあり、しっかりした印象があることがわかりました。就職活動でスーツを着るのはよい印象を与えることにプラスになっているのですね!
◆ともちん02さん / 建入智望さん
テーマは「リーダーの内発的動機づけに影響する先輩からの支援について 」です。ともちんさん自身のいくつかのリーダー経験から、モチベーションが低い時に自分自身でモチベーションを維持、向上することが難しいと感じました。そこから、リーダーのモチベーションへの支援はないのかと疑問に思いこの研究に取り組みました。中でも内発的動機づけに焦点をあて、自己決定感を高めるフィードバックは有効なのではないかと考えました。そこから先輩からの自己決定感を低めない、かつプロジェクトを進展させるようなフィードバックはリーダーの内発的動機づけを高めることがわかりました。意見を押し付けるのではなく、選択肢の1つとして具体的な提案をすることが大切です!
◆ゆっきーさん / 澤田祐希さん
テーマは「実践共同体が大学生のキャリア発達に及ぼす影響について」です。ゆっきーさん自身がサークルの代表をしたことで、自分を振り返る機会を得たという経験や、実践的な活動を行っている周りの友人が将来の目標が明確だと感じたことや社会的背景から始まりました。実践共同体で得られる実践的経験が大学生のキャリア発達を促すという仮説を立て、研究をしてきました。そこから、実践的な活動がライフテーマの明確化の助けとなり、大学生のキャリア発達に繋がっているということが分かりました。
◆るっきーさん / 大石遥輝さん
テーマは「高校生の地域愛着についての再検討」です。るっきーさんは今までの経験から地域や地域愛着に興味を持ち活動してきました。こうした経験と先行研究から地域愛着が進路や地域との関わり方に影響を与えているのではないかと考えました。今まであまり研究されてこなかった高校生に着目して研究されたそうです。近年では地域の担い手不足や地域と学校の連携など学生が注目されており、調査から地域で祭りやイベントを行うことで地域愛着が増幅することがわかりました。
◆おののん。さん / 小野航汰さん
テーマは『市民の地域での主体性をいかに高めるか』です。1年生の頃からまちづくりに関する経験を行なっていく中で、肌感や社会背景からまちづくり活動における次世代を担う人材がいないことに問題意識を持ちました。そこから地域愛着と主体性を持った次世代がどう生まれるのか仮説を立て、研究を進めてきました。
個人の成し遂げたいことが満たされそうな活動により個人のまちづくりは始まっていくこと、また、主体性を持った人でなければ主体性のある活動家にならないことがわかりました。
担い手不足は様々なフィールドでも課題ですよね… この課題に対して他人事ではなく「自分事」にして、自分の地域を大切に想う気持ちを持っていきたいですね。
みなさまから、貴重なご意見やご感想を多数頂き、これからの執筆活動に繋げるとともに、今まで積み重ねてきたことへの自信にも繋がったことと思います!
たくさんのご参加ありがとうございました(^^)
次は2月2日(土)に私たち9期生の「個人プロジェクト成果発表会」があります。
Facebookのイベントページはこちらです!
是非こちらにもお越しください(*^^*)
今後とも国保ゼミの活動をよろしくお願いします!!