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地方創生カンファレンス INSPIRE 2016行ってきました!part2

2016年12月06日

こんにちは!荒岡です!

12/3に渋谷で行われた「INSPIRE 2016」に行ってきたので、そのレポートを載せたいと思います!

まず、このイベントは、簡単に言うとユニークなまちづくりをやっている人の講演会です。一口にまちづくりと言っても、日本の文化である”チャンバラ”や”お祭り”で地方を元気にする取り組みや、”ドローン”や”VR(バーチャルリアリティー)”のような最先端技術を活用した地方創生など、いろんな角度からアプローチされているまちづくりの事例を聞くことができました。その中のいくつかの事例を紹介していきたいと思います(^^)

1つ目は、チャンバラで地方創生に取り組んでいる米田さんです。

大阪出身の米田さんは、世界から注目される「日本」をアピールするために、大阪の「笑い」と日本の「侍・忍者」世界から注目されている「コスプレ」という要素を掛け合わせてチャンバラ合戦をはじめました。岐阜県の可児市の城跡という観光資源を有効活用するために始めたチャンバラ合戦ですが、今では社員旅行やインバウンドにも活用され、日本全国で展開してます。

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ルールはとても簡単で、スポンジの刀で腕につけたボールを落とすというもの。簡単なルールだけに老若男女楽しめます。僕たちも体験させてもらいましたが、めっちゃ楽しかったです!!

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  (▲果敢に切りかかる山下侍)        (▲ちゃっかり入賞した山下侍)

米田さんはチャンバラ合戦が成功した要因の一つして、大阪出身で”よそ者”の自分を可児市の人達が受け入れてくれたことがあると言っていました。米田さんたちは、「可児市のまちづくりをしたい」ではなく、「チャンバラをしたいという」思いではじめたことで受け入れられたのだと思います。可児市が盛り上がったのは結果であって、チャンバラ合戦を始めた副産物であると思います。まちづくりをしようと思うは厚かましいことのなのかなと思いました。やりたいこと、やってみたいことがあり、それを実現するために現地の方に熱意を伝えて、色んな人を巻き込んでいく。そうして実現して何回か繰り返すうちに、まちが盛り上がっている。「やりたい」を実現していくことがまちづくりにつながるんだと思いました。

 

2つ目は、鯖江市の「JK課」などをプロデュースしている若新さんです。

長髪で茶髪、色付きメガネという外見に加えて「まちづくりはあやしい」というテーマで話し始めた若新さん。正直言って、うさんくささ満載でしたが、話が始まるとぐいぐい引き込まれていきました。若新さんはまちづくりには試行錯誤するプロセスが大事であると言っていました。そのために「JK課」をプロデュースしました。JK課とは鯖江市のJK=女子高生たちが中心になってアイディアを出し合ったり、地元の人達と協働しながら自分たちが楽しいと思えるまちづくりをしていくというものです。まちづくりに関する先入観がない女子高生たちがまちづくりのアイディアを発案し、大人たちは思いもよらないアイデアに対してJKと大人たちが一緒になって試行錯誤する。JKが試行錯誤するきっかけを作っているのです。

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なぜ、まちづくりになぜ試行錯誤が大事になっているのか?人々の生活が多様化し、まちづくりに正解がなくなってきているので、試行錯誤をするなかで、自分なりのまちづくりの正解を定義することが必要だからだと解釈しました。革新的なものはもともとはあやしいものであり、どうしたらあやしいを革新的なものに帰るもの試行錯誤次第です。あやしいと思われることをやっている自覚を持つことがまちづくりをする最初の一歩で大事なんだと思いました。

 

やりたいこと・やってみたいことを実現するために試行錯誤する。何かをやった結果、まちが盛り上がっている。この2つがまちづくりにおいて大切なんだと思いました。

「とにかくやってみる」「試行錯誤を怠らない」ことを意識して残りの学生生活を送っていきたいと思います!

長文、失礼いたしました!