前期チームプロジェクト活動報告 いわしんチーム
2016年10月31日
こんにちは!前期活動報告第2弾は、いわしんチームです。 私達は、地域活性化をテーマに磐田信用金庫さんのビジネスプランコンテストに応募しました。地域活性化の中でも、なぜ静岡県西部地域の中国人インバウンド問題に焦点を当てたかというと、まずあっちゃんととやまんが西部地域出身ということ、ジョバンニが中国人留学生であるという強みがあったからです。 私達の事業案は、「空き家を利用した、集落型体験観光施設」です。下記の図はイメージ図です。 集落内には、写真ギャラリーの家、食の家、歴史の家、もの作りの家があります。写真ギャラリーの家がこの集落の入り口です。それぞれの家には、西部地域の体験観光を行っている方から応募を募り、出店していただき、内容は季節ごとに変更するため日本の四季ごとの体験を楽しむことができるプランです。 また、訪日観光客作りには持続的なサイクルがあります。私達のプランは、このサイクルに焦点をあてました。このサイクルは、消費者の行動心理のプロセスを示す理論の一つのAISASモデルでも表すことができます。
訪日観光客作りの持続的なサイクルとAISASモデルを組み合わせたものが上記の図です。このサイクルができることで、持続的に中国人観光客を誘致できると考えました。 最初に自分たちで日本国内、静岡県内の中国人インバウンド問題について調べいくつかの仮説を立てました。その仮説を検証するためにいくつかのヒアリング調査を行いました。まず静岡空港へ出向いてアンケート調査を行いました。実際に中国語のアンケート用紙を作成し、上海便利用客の中の個別手配で訪日した中国人の方々にアンケート調査を行いました。他にも県の観光協会や県庁の観光振興課、観光業を営んでいる方などへのヒアリング調査を行うことによって、中国人インバウンド問題の深掘りをし、中国人旅行者の動向を分析することができました。 西部地域出身者の視点と留学生の視点で事業内容を考えることで、地元の人と観光客の両方のニーズを満たす事業案ができあがったと思います。 結果は、第二次審査まで進むことができたのですが、残念ながら最終審査には進むことができませんでした。 この失敗経験は無駄にせず、今後の個人プロジェクトなどの活動に取り組んでいきます。 また、私たち3人は、「未来の渋谷の可能性を広げる ~”かも”づくりフューチャーセッション~」という渋谷のまちづくりのワークショップにも参加しています。
静岡ではない地域の方々と交流でき、多くの刺激をもらっています。後期にあと3回ワークショップに参加するので、多くのことを学び、つながりを大切に活動していこうと思います。
今後もよろしくお願いします!