“KOKULABO”とは、KOKUBO(国保)+LABORATORY(研究室)をかけあわせた造語です。
KOKULABOは、問題解決や未来への提案を行うためのLearning Communityであり、
地域社会と教育現場との溝を埋めるプラットフォームとして、
地域の新しい未来を発信していくことを目指しています。
学生と社会人が上座のない楕円テーブルを囲み、
フラットな関係で意見を交わすことで、クリエイティブなアイデアを生み出します。

①フューチャーセンター
フューチャーセンターとは、企業、政府、自治体など様々な立場の参加者が集まり、
課題解決やイノベーションの創造といった目的を未来思考で対話を行うための場です。
現在、こうしたフューチャーセンターの活動の輪が静岡で広がっています。
静岡フューチャーセンター・サポーターネットESUNEへ

②個人プロジェクト
国保ゼミ生は、理論を「知る」人から「使える」人になるために、
自らの問題意識を軸にプロジェクトを立ち上げ、
学内外の人を巻き込みながら活動することでリーダーシップを学びます。
これまでに、地域企業と協力し、「茶の和ロール」という静岡のお土産を商品化したり、
地域の人と学生がコラボし地域を活性化させていく「地域コラボプロジェクト」が発足しました。


博士(経営学・慶應義塾大学・2011年)。
静岡県立大学経営情報イノベーション研究科准教授/株式会社ワークシフト研究所所長/
慶應義塾大学 大学院政策・メディア研究科非常勤講師/
早稲田大学WBS研究センター招聘研究員。
主な研究分野は、組織マネジメント、組織行動、人材育成。
民間企業でのコンサルティング経験を経て、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修(MBA)、同大学院博士課程修了。
博士課程在籍中の2007年から、ケースメソッド教育を用いた企業の経営人材やリーダー育成を手掛けるようになり、
Learning Communityを使った意識変革や行動変容を得意分野とする。
2010年に静岡県立大学に赴任、教育現場と地域社会の断絶に対する問題意識から
2011年に学生によるフューチャーセンターを立ち上げる。
2014年の育休中に知り合ったママ友の相談に応える形で、
2014年7月に育休者向けのビジネス勉強会「育休プチMBA®」をマンションの1室で立ち上げる。
管理職育成経験に基づいた育休者向けの経営教育コンテンツを開発すると同時に、
育児をしながら働く女性が抱える職場の課題を研究し始める。
2015年に企業や官公庁の人材開発やコンサルティングを手掛ける株式会社ワークシフト研究所(静岡県立大学認定ベンチャー第4号)を共同設立。
厚生労働省イクメンプロジェクト推進委員(2017,2018年)
著書の『働く女子のキャリア格差』(筑摩書房,2018)は日経新聞の書評で5つ星と評価される。
他にも『人材開発研究大全』第22章女性管理職の育成(東京大学出版会,2017)、
共著でA cultural perspective on gender inequity in STEM:
The Japanese context.(Industrial and Organizational Psychology,2018)等、
様々な角度で経営現場における女性を研究している。
2017年からは育休中の女性の意識変化を調査する共同研究プロジェクト「育休トランジション研究」を日中英の研究者とともに推進中。
その他の主な実績として、
「多様化が進む職場における女性活躍の要諦は、上司の適切な「期待」と「サポート」」(労務行政研究所jin-jour,2018)、
「職場が生む「ぶら下がりワーママ」とは?」(読売オンライン,2018)、
「女性管理職育成施策としての実践知獲得教育の可能性」(経営と情報,2018)、
Kokubo and Bae, Roles if Innovative Regional Leader in Community Business:
Case of Irodori Company, Japan.(The Korea Local Administration Review,2018)、
「育児休業期間を使ったビジネス能力開発プログラム 育休プチ MBA の取組」(『地域連携による女性活躍推進の実践』独立行政法人国立女性教育会館,2017)、
『ケース・ブックV 地域と社会を変えた起業家たち』(共著,慶應義塾大学出版会, 2014年)、
『静岡に学ぶ地域イノベーション』(共著,中央経済社,2013年)、
「徳島県の事例に見るソーシャル・エンタープライズの社会的課題解決メカニズム」Social Design Review, 2009年、
「社会企業家による正当性の獲得プロセス ―事例にみる社会起業家の組織活動が継続するために必要な要素―」Venture Review等。
メディア実績として、NHK、TBS、テレビ静岡、日経新聞、静岡新聞、読売新聞、朝日新聞、週間エコノミスト、
AERA、プレジデントオンライン、日経DUAL、ハフィントンポストなど。
2017年より1年間、テレビ静岡「てっぺん!」にてコメンテーターを務める。
株式会社ワークシフト研究所
育休プチMBA勉強会
ブログ
場 所:静岡県静岡市駿河区谷田52-1
静岡県立大学 一般教育棟2階 2221
アクセス:JR・静岡鉄道草薙駅から徒歩15分